中國網12月17日訊 12月17日上午,第十三屆"北京-東京論壇”閉幕。閉幕式上,中國外文局副局長王剛毅宣讀了本屆論壇的《北京共識》。下為《北京共識》全文。
圖為中國外文局副局長王剛毅。
第十三屆“北京-東京論壇”《北京共識》
2017年12月15日至17日,第十三屆“北京-東京論壇”在北京召開。
中日兩國有識之士從政治、經濟、外交、安全、媒體等各個領域入手,就如何進一步克服困難、排除干擾、加強對話,持續穩步改善中日關系、提升兩國合作進行了深入探討。
雙方一致認為,當前世界形勢正經歷復雜深刻的變化,機遇和挑戰同步增長,國家間相互依存空前上升。新形勢下為進一步擴大中日兩國共同利益,雙方改善關系、深化合作需求進一步增強。
論壇歡迎兩國政府改善兩國關系的舉措,再次確認民間對話的重要作用,并達成以下共識。
一、中日關系正面臨重要歷史節點與發展契機。構建健康穩定、合作共贏、和諧相處的中日關系符合兩國人民利益;強化全球治理,維護和發展亞洲和平與穩定是中日兩國肩負的共同責任;切實按照中日四個政治文件和四點原則共識行事,是中日關系健康穩定發展的前提。
二、近期中日領導人多次會晤,兩國間多種溝通機制逐步恢復,這對于雙方積累互信、解決分歧至關重要。下一步,雙方應以高度的歷史使命感、政治責任感,為進一步改善兩國關系,加強戰略性對話與交流,營造良好環境和氣氛,以更多實際行動互不構成威脅,并在此基礎上力爭成為更加緊密的合作伙伴。通過增進兩國戰略互信,為兩國領導人實現互訪創造條件。媒體在此過程中應發揮積極的建設性作用。
三、世界經濟領域反全球化和保護主義的趨勢日盛,中日兩國為構建更加開放的經濟秩序展開各種合作變得更加重要。我們認為,更加開放的國際經濟秩序是世界經濟發展的基礎。
兩國應不斷提升雙多邊合作水平,促進貿易、投資與資本流通,探討對接“一帶一路”框架下的合作,探索第三方市場合作等多種合作形式,采取務實行動,推進具體項目。此外,中日兩國都面臨著經濟結構調整,在這一過程中,兩國企業之間的合作十分重要。
四、中日兩國在維護地區和平穩定、維護國際核不擴散體制、合作應對非傳統安全挑戰等方面擁有重大共同利益和共同責任。我們一致認為要堅持朝鮮半島無核化目標,不允許出現新的核威脅,堅持以和平手段消除威脅和解決爭端。
雙方應加強危機管控,盡早建立并啟動中日防務部門海空聯絡機制。
五、論壇再次明確45年前中日邦交正常化在新時代、新形勢下的重大積極意義。我們將基于本次對話取得的重要成果,積極行動,迎接明年中日和平友好條約締結40周年。我們再次明確,承擔民間對話的歷史使命,堅持不懈努力,為推動中日關系穩定健康發展發揮建設性作用。
“北京-東京論壇”主辦方
2017年12月17日
第十三回フォーラム
「北京コンセンサス」
第13回北京―東京フォーラムは、2017年12月15日から17日にかけて北京にて開催された。
日中両國の有識者が政治、経済、外交、安全、メディアなど各領域において、いかにして一歩前に進んで困難を克服し、障害を取り除き、対話を強化し、著実に日中関係を改善し、協力を深めていくのかについて大いに議論を深めた。
現在の世界情勢はまさに複雑で大きな変化に直面している。チャンスと挑戦の機會はともに増え、國家間の相互依存もかつてない程に深まっている。私たちは、この新しい情勢の下で、日中両國は共通の利益をより拡大するために関係を改善し、協力関係をさらに強化していく必要がある。
本フォーラムは、日中の政府間で関係改善の動きを始まっていることを歓迎し、民間対話の重要な役割を再確認し、以下の合意に達した。
一 日中関係はまさに重要な節目と発展の契機を迎えている。日中関係を調和がとれ、健全かつ安定したウィンウィンの関係にしていくことは両國國民の利益である。グローバルガバナンス體制を強化し、アジアの平和と安定を維持、発展させることは、日中両國が背負う共同の責任である。
日中の四つの政治文書と四つの原則の共通認識に基づいて行動することは、日中関係が健全に安定して発展する前提である。
二 この間、日中の首脳は何度も會見し、両國間の意思疎通のチャネルも徐々に回復している。これは雙方が信頼を深め、違いを解決するために極めて重要である。次の一歩は、お互いが高度な歴史的使命感、政治的責任感を持ち両國の関係を全面的に回復することである。対話や交流を戦略的に強化し、良好な環境や雰囲気を構築し、さらに多くの実際の活動で、お互いが脅威になるのではなく、より強いパートナーになることを目指すべきである。メディアはその過程において積極的に建設的な役割を果たすべきである。
両國は、相互信頼を戦略的に深めることを通じ、両國首脳の相互訪問の條件をつくることができる。
三 世界経済で反グローバリズムや保護主義の動きが強まる中、日中両國がより開放的な経済秩序の確立に向けて様々な協力を行っていくことの重要性が一段と高まっている。私たちは、より開放的な國際経済秩序こそが、世界経済の発展の基盤と考える。
日中両國は、二國間あるいは多國間の協力関係を向上させることに絶えず努める中で、貿易 投資資本の交流を促進し、「一帯一路」の枠組みの下での協力のあり方を含め、具體的な行動やプロジェクトの進め方についても検討していく。また、第三市場での協力についても、その方式を模索する。なお、日中両國は、経済構造の改革という喫緊の課題を共に有しており、その解決に向けては民間企業間の具體的な協力が重要である。
四 日中両國は、地域の平和と安定、國際的な核不拡散體制の維持、非伝統的な安全保障への挑戦などで重大な共通利益と共同の責任を有している。我々は朝鮮半島の非核化の目標を堅持し、新たな核の脅威の出現を許さず、平和的手段によって脅威を取り去り、爭いを解決するという原則を共有する。
雙方は危機管理措置を強化し、できるだけ早く日中の海空連絡メカニズムの運営開始をすべきである。
五本フォーラムで私たちは、新しい時代、新しい環境下での45年前の日中國交正常化の大きな積極的な意義を明確にした。この対話で得られた重要な成果に基づき、來年の日中平和友好條約締結40周年に向けて作業を開始する。我々は、民間対話の歴史的使命を再認識し、弛まぬ努力を続け、日中関係の安定と健全な発展の推進のため、建設的な役割を果たす、ことを誓う。
2017年12月17日
「北京―東京フォーラム」
主催者一同